【ロッカーの鍵】スチール家具の合鍵を取り寄せ！押さえておきたい基本情報

鍵穴に刻まれた情報を確認する

合鍵の取り寄せに必要となるのが、鍵穴に記載された英数字です。英字と数字が離れた場所に記載されていることもありますが、双方の情報をチェックしましょう。また、「3」と「8」など、勘違いしやすい数字もあるので正確な情報を読み取ることが大切です。

メーカーを確認する

スチール家具のメーカーも合鍵作成に必要な情報です。家具の内部や側面などにメーカー名を表すシールや刻印があるので、そこから確認することができます。

番号やメーカーがわからないときは画像を送る

鍵穴に記載された番号を判別するのが難しかったり、家具のどこにメーカー名が記載されているのかわからなかったりする場合は、鍵穴を撮影して画像を送る方法もあります。このとき、詳細がわかるようクリアな画像を撮影することが大切です。ピントを合わせ、正面から撮ると綺麗な画像を撮影しやすくなります。また、同じ型の家具の鍵がある場合は、鍵の裏表の画像を送るのも一つの方法です。他にも、家具の全体像がわかる画像や、鍵穴が付いている場所の情報も送るとスムーズな合鍵作成につながります。

取り寄せた合鍵が回りにくいときの対処法

長期間使っていなかったり、古い鍵穴だったりする場合は、合鍵が回りにくいことがあります。そのようなときは、鍵用の潤滑剤を穴にスプレーした後、鍵を複数回出し入れすることで、回りやすくなります。潤滑油がない場合は、削った鉛筆の芯を鍵穴に入れ込んだ後、鍵を出し入れし、回りやすくする方法もあります。

シリンダー錠とは

シリンダー錠は鍵を入れ、回して開くタイプの錠を指します。ロッカーはもちろんのこと、オフィス用の棚や机、家庭用の家具など、様々なものに使用されています。シリンダー錠には内側と外側に筒が付いています。2つの筒の間にタンブラー（障害）を組み込むことで、合わない鍵を入れたときに内側の筒が回るのを防ぐのが特徴です。正しい鍵を使えば開錠位置と合致し、内側の筒が回るようになります。

主な種類

シリンダー錠は、大きく2タイプに分けられます。一つは、片側のみにギザギザの切れ込みが入ったタイプです。リーズナブルな価格帯で取り付けられることが多いです。もう一つは、両側に切れ込みが入ったタイプです。こちらは前者よりもピッキングしたり、コピーキーを作ったりするのが難しく、安全性が高いといわれています。

一つでいくつかの錠を開けられるマスターキー

一つの錠には1種類の鍵しか使えないと思われがちですが、シリンダー錠の構造を利用すれば、一つでいくつかの錠を開けられるマスターキーの作成が可能です。共通する第二の開錠位置を設定した錠を複数作り、マスターキーで開けられるようにするのが基本の方法となります。

なお、現在の技術では第三・第四とさらに多くの開錠位置を設定することもでき、グランドマスターキーとして使用されるケースもあります。会社の場合は、全体用にグランドマスターキー、部署ごとにマスターキーを用意することも珍しくありません。